消防不祥事

スポンサーリンク
中部地方

救急車の「インロック」事案が浮き彫りにする消防組織の深刻な問題

犬山市で発生した救急車の「インロック」事案​  2025年4月、愛知県犬山市で、救急車が出動先で「インロック」状態となり、患者の搬送が遅れるという事案が発生しました。​さらに、スペアキーを届けるために出動した隊員が、搬送予定だった病院へ向か...
消防ニュース

懲戒処分の決定遅延が招く消防組織への深刻な不信——栃木市消防士淫行事件に見る組織の体質

消防士による不祥事と遅れた処分  2024年8月、栃木市に勤務する消防士が、18歳未満の未成年者と性的暴行・淫行を行っていたことが明るみに出た。当初、この事実は公になっておらず、2025年2月28日になってようやく本人が逮捕されたことで、市...
九州沖縄地方

「11分の遅れが命を奪った日」 ― 熊本市消防局誤指令と組織的無責任の構造

通報から始まった“ズレ”と、その代償  熊本市で発生した悲劇――119番通報を受けた消防指令センターが、誤った住所を救急隊に伝達したことにより、救急車の到着が11分遅れた。結果、90代の女性が死亡。熊本市消防局は「事実関係を調査中」としてい...
スポンサーリンク
中部地方

「ICT活用で一秒でも早く」の幻想:豊橋市消防の機動日勤救急隊拡大に潜む問題

はじめに​  豊橋市消防本部が導入した「機動日勤救急隊」は、ICT(情報通信技術)を活用して救急現場への到着時間を短縮し、救命率の向上を目指す取り組みとして注目を集めています。​しかし、この取り組みには多くの問題点が潜んでおり、単純に称賛す...
消防ニュース

「安全優先」が招いた救助の空白──八潮市陥没事故における消防の存在意義を問う

日時・時刻出来事1月28日 9:50頃中央一丁目交差点で直径約5m・深さ約10mの陥没発生。2トントラックが転落。同日 午前中消防隊が救助開始。運転手と会話が可能な状態だった。同日 13:00頃運転手との会話が途絶える。同日 夕方〜夜埼玉東...
中部地方

住宅用火災警報器「全戸訪問」の愚策、税金浪費と組織の怠慢を露呈

時代錯誤の「全戸訪問」、実効性なき調査の無意味さ  愛知県瀬戸市消防本部が実施した住宅用火災警報器の設置状況を調査するための「全戸訪問」。一見、市民の安全を守るための積極的な取り組みのように見えるが、その実態は時代錯誤も甚だしい愚策と言わざ...
消防ニュース

救急救命士の「独断」特定行為、その背景に潜む組織の闇

医師の指示なき特定行為、救命士の越権か、組織の黙認か  奈良県広域消防組合で発生した、救急救命士が医師の指示を受けずに特定行為を行った事案。傷病者の容体が良好であったことが不幸中の幸いと言えるが、この行為は医療行為の根幹を揺るがす重大な問題...
地域別

奈良県広域消防組合の違法行為が示す組織の問題

救急救命士の違法行為とその背景  奈良県広域消防組合において、救急救命士が医師の指示を受けずに特定行為を実施したことが明らかになりました。​この行為は、救急救命士法に明確に違反しており、組織全体の法令遵守意識の欠如を示しています。​  救急...
九州沖縄地方

消防幹部の掲示板投稿に見る組織の異常性とモラル欠如

不適切表現の使用、それ自体よりも深刻な組織の問題  熊本県の八代広域消防本部において、幹部職員が内部掲示板に「同情するなら血をくれ」といった表現で献血を呼びかけた件が報じられた。さらには「ヌイてすっきりしよう」など、通常の公共機関では到底容...
九州沖縄地方

消防本部の改革?日田玖珠広域消防、隊員のサングラス着用可能に

1. 日田玖珠広域消防組合、サングラス着用の「改革」  日田玖珠広域消防組合が新たに、隊員のサングラス着用を認めるという方針を打ち出した。緊急走行や屋外での活動中におけるサングラス着用を許可することで、視界の確保や目の保護を図るのだという。...
中部地方

救急車事故の背後にある危機管理の甘さ――阿賀野市の救急車と乗用車衝突事故

新潟県阿賀野市で発生した救急車と乗用車の衝突事故は、単なる交通事故にとどまらず、消防組織が抱える深刻な問題を浮き彫りにしています。この事故は、搬送中の救急車が乗用車と衝突し、救急隊員と患者の家族、合わせて5人が軽傷を負ったというもので、非常...
中部地方

NHK受信料未払い問題にみる消防組織の体質と隠蔽体質

海津市の受信料未払い事件の概要 2025年4月、岐阜県海津市がNHK受信料を最長14年にわたり未払いであったことが発覚し、未納額は約80万円にのぼることが報じられた。市はすでに支払いを済ませ、今後はテレビ受信機能付きの端末を撤去するなどして...
九州沖縄地方

三島村・硫黄島の山林火災:消防組織の責任放棄と税金の浪費

出火原因とされる業者への損害賠償請求の問題点 2025年1月19日、鹿児島県三島村の硫黄島で発生した山林火災は、最終的に約63,000平方メートルの山林を焼失し、鎮火までに5日を要しました。​出火原因は、橋の補修作業中に発生した火の粉が枯れ...
Uncategorized

宮崎市消防局の新アプリ導入:税金の無駄遣いか

宮崎市消防局が2025年度に導入を予定している「消防団活動管理アプリ」について、その必要性や費用対効果に疑問の声が上がっています。 高額な外注費用と税金の使途 このアプリは外部業者に委託して開発されるとみられ、その開発費用は相当な高額になる...
Uncategorized

救急隊の不搬送問題:第三者委員会の信頼性に疑問

茨城県つくば市で発生した、3歳男児の救急搬送見送りに関する事案は、消防組織の在り方と、その後の第三者委員会の検証結果に対し、多くの疑問を投げかけています。 救急隊の判断ミスが招いた悲劇 2023年4月16日未明、つくば市内で高熱と震えを訴え...
消防不祥事

相模川に水中ドローン 神奈川県の厚木市消防、水の事故に備え救命訓練

厚木市消防本部が相模川での水難事故に備え、水中ドローンを活用した救命訓練を実施したとの報道がありました 。​一見、最新技術の導入による救助活動の強化と受け取れますが、実際にはその効果は極めて限定的であり、消防庁や消防職員が個人的な実績を誇示...
消防ニュース

日勤救急隊の導入が示す「効率化を拒む消防組織の構造的矛盾」

大和市の新たな試み――日勤救急隊の導入 2025年4月、大和市消防本部が新たに「日勤救急隊」を発足させたというニュースが報じられました。これは、午前8時30分から午後5時15分まで、日中の時間帯に限定して活動する救急隊で、日中の出動件数が集...
地域別

日勤救急隊の導入が浮き彫りにする消防組織の非効率的な勤務体制

日勤救急隊の発足とその背景 大和市消防本部は、2025年4月1日に「日勤救急隊」を創設し、4月4日に発足式を行いました。​この新設部隊は、午前8時30分から午後5時15分までの間、救急需要が特に高まる時間帯に対応することを目的としています。...
Uncategorized

消防組織内の不祥事が示す倫理観の欠如と組織的課題

西部消防局における盗撮・窃盗事件の詳細 鳥取県の西部消防局に勤務する31歳の男性消防士長が、同僚の女性職員に対する盗撮および窃盗行為を行い、2025年3月12日付で停職6か月の懲戒処分を受けました。​この消防士長は、2024年10月に女性職...
北海道東北地方

相馬地方広域消防本部におけるパワーハラスメント問題

相馬地方広域消防本部におけるパワーハラスメント問題が再び浮上し、組織の深刻な内部問題が明らかになりました。​2024年12月25日、同消防本部は新たに3名の職員に対する懲戒処分を発表し、これまでの処分者数は合計11名に達しました。​この度の...
スポンサーリンク