地域別

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中部地方

「誠実さを演出する装置としての“下っ端不祥事”」──消防本部はなぜ喜ぶのか

都合のいい「謝罪パフォーマンスの場」本部がほとんど傷つかない安全なアピール機会消防本部にとって「ウハウハ」な状況 はじめに|「また消防士の不祥事か?」をどう見るか 19歳の消防士が、窃盗事件を起こし懲戒免職となった──。 全国紙も地域紙もこ...
四国地方

犯人捜しさえ無意味になる組織──今治市消防本部・書類改ざん事件の本質

消防職員の誰一人として疑問を抱かないほど“自然な”出来事書類改ざんはただの“日常動作”である。書類改ざんやパワハラが“日常的”である“思考する者が淘汰される仕組み”が完成「誰がやったのか」は問題ではない はじめに|一人ではできない「改ざん」...
中国地方

「俺たちは忙しい」は本当か?──山口市消防『公務中コンビニOK』報道に見る“多忙詐術”と自己演出の構造

はじめに|「公務中にコンビニ」から見える“すり替え”  「消防職員、公務中にコンビニ利用解禁」──この報道を耳にした市民の多くは、おそらく「ああ、たいへんな仕事だし、これくらい許してあげても」と感じただろう。メディアも、「健康管理の一環」「...
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四国地方

「正義を記録から消すな」──今治消防の改ざん事件と、“書類”が物語る組織の腐敗

1. はじめに|公務災害書類改ざんという“禁じ手”  今治市消防本部で起きた、ある「書類改ざん事件」。  パワハラによって職員が精神疾患を発症し、公務災害の申請が出されたが、その書類が上司の手によって無断で改ざんされた。報道によれば、上司は...
中国地方

岡山県新見市の消防士、高知で不同意わいせつ容疑で逮捕 組織の信頼性に影響も

2025年5月14日、岡山県新見市に勤務する消防士が、高知県高知市内で不同意わいせつの疑いで逮捕されました。報道によれば、容疑者は2024年11月16日午後9時15分ごろ、高知市内の複合施設敷地内で、面識のない20代女性に対し、手を引っ張る...
地域別

交差点での救急車事故は「周囲のせい」か?問われる緊急運転の本質と組織の責任

救急車と乗用車が交差点で衝突 搬送中の患者含む4人が軽傷 2025年5月13日午後1時半ごろ、大阪府吹田市桃山台の交差点で、患者を搬送中の豊中市消防局の救急車と乗用車が出合い頭に衝突する事故が発生した。 この事故により、救急車に同乗していた...
地域別

【Instagram】なぜ消防は踊り、歌うのか?──広報活動に隠れた組織の本質【インスタ】

「市民との距離を縮める広報」という建前の裏にある現実  SNS、とりわけInstagramを活用した消防本部の発信が全国各地で活発になっている。とりわけ目立つのは「踊る」「歌う」「おどける」といったエンタメ寄りの投稿である。制服姿でポーズを...
中部地方

仮眠中に届かなかった指令──消防組織の実態が露呈した名古屋の事故

ニュースの概要:仮眠室に指令届かず、心肺停止の男性への到着6分遅れ  2025年5月、名古屋市消防局に所属する救急隊員が、仮眠室での指令受信の「設定変更」を誤ったことで、出動命令が救急隊に届かず、結果的に現場到着が6分遅れるという事案が発生...
地域別

NHK未払い発覚消防本部一覧

未払い発生理由などはこちらの記事へ NHK受信料未払い問題にみる消防組織の体質と隠蔽体質 | 消防情報館 2025年5月9日時点未払い発覚消防本部一覧 都道府県消防本部名未払い台数備考愛知県新城市消防本部66台テレビ受信機能付きカーナビを搭...
九州沖縄地方

消防署内での窃盗事件が示す組織の深刻な問題点

1. 事件の概要 2024年10月、沖縄県うるま市の具志川消防署でノートパソコンが紛失する事件が発生しました。署内での捜索の結果、パソコンが見つからず、同年12月に消防署から警察へ被害届が提出されました。警察の捜査により、2025年5月8日...
九州沖縄地方

救急車自損事故と消防組織の責任

1. 事故の概要と背景 熊本県天草市で、救急車が自損事故を起こしました。運転していた20代の男性消防職員は、前夜に飲酒していたにもかかわらず、アルコールチェックを怠り、基準値に近いアルコール分が検出されました。この事故は、消防組織の管理体制...
消防ニュース

「#7119逆効果」論の欺瞞──責任転嫁する救急現場を斬る

♯7119の理念と現場の声──なぜ「逆効果」と語られるのか  救急車を呼ぶべきか迷ったときに相談できる窓口「#7119」は、本来、救急車の適正利用を促すために導入された制度だ。京都府では2020年からこのシステムの運用が始まり、「本当に必要...
九州沖縄地方

長崎市消防局「救急多忙」アピールは本当か?

消防局が強調する救急出動の多忙さ  長崎市消防局が報道を通じて発信した記事では、救急車の出動件数増加による「多忙さ」が強調されました。  具体的な数字として、2024年の救急出動件数は2万9058件に上り、1日あたり平均79.6件(約18分...
消防ニュース

【検証】八潮市道路陥没事故と消防組織の対応に見る構造的問題

事故の概要と初動対応の遅れ  2025年1月28日、埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故は、突如として道路が大きく崩落し、走行中だったトラックが深さ約10メートルの穴に転落した衝撃的な出来事でした。運転していた男性(74歳)は行方不明となり、...
北海道東北地方

パワハラの陰に組織の責任放棄――山形・最上広域消防本部の教訓

山形県新庄市にある最上広域事務組合消防本部で、先輩職員2名による後輩職員へのパワーハラスメントがあったと第三者委員会が認定した。このニュース(4月28日報道)にはYahoo!ニュース上で200件以上のコメントが寄せられ、世間の関心と議論の熱...
北海道東北地方

消防組織に巣食う閉鎖性と無責任体質──パワハラ問題の本質を問う

表面的なパワハラ認定では見えてこないもの 山形県新庄市など県北部8市町村を管轄する最上広域市町村圏事務組合消防本部において、消防職員1人が年配の先輩職員2人からパワーハラスメントを受けていたとする報告書が公表された。弁護士3名からなる第三者...
九州沖縄地方

繰り返される不祥事──消防組織の危機管理意識の欠如

飲酒運転という重大な背信行為 ​  2025年4月18日深夜、宮崎市消防局の職員が飲酒後に自家用車を運転し、物損事故を起こした。​当該職員は歓送迎会で飲酒し、家族の送迎で帰宅した後、自ら車を運転し、駐車場や店舗敷地内で事故を起こしたとされる...
中部地方

救急車の「インロック」事案が浮き彫りにする消防組織の深刻な問題

犬山市で発生した救急車の「インロック」事案​  2025年4月、愛知県犬山市で、救急車が出動先で「インロック」状態となり、患者の搬送が遅れるという事案が発生しました。​さらに、スペアキーを届けるために出動した隊員が、搬送予定だった病院へ向か...
消防ニュース

懲戒処分の決定遅延が招く消防組織への深刻な不信——栃木市消防士淫行事件に見る組織の体質

消防士による不祥事と遅れた処分  2024年8月、栃木市に勤務する消防士が、18歳未満の未成年者と性的暴行・淫行を行っていたことが明るみに出た。当初、この事実は公になっておらず、2025年2月28日になってようやく本人が逮捕されたことで、市...
九州沖縄地方

「11分の遅れが命を奪った日」 ― 熊本市消防局誤指令と組織的無責任の構造

通報から始まった“ズレ”と、その代償  熊本市で発生した悲劇――119番通報を受けた消防指令センターが、誤った住所を救急隊に伝達したことにより、救急車の到着が11分遅れた。結果、90代の女性が死亡。熊本市消防局は「事実関係を調査中」としてい...
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