【消防】セクハラは揉み消されている?【日常的】

現場の本音
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結論

セクハラはパワハラ同様に、日常的に揉み消されています。

セクハラはパワハラと同様に、かなりナーバスな組織内の問題であるため、上記記事のパワハラと同じように、積極的に揉み消されています。

件数としては、かつてはパワハラの方が圧倒的に多かったところですが、昨今の無計画な女性消防士の採用により、新手のセクハラ事案が量産され、そのほとんどが組織的に揉み消されています。

男性に対しても、女性に対してもセクハラは行われています。

過去に実施されたアンケートにおいて収集したセクハラ報告は下のとおりです。

  • 容姿が悪いなど言われた。
  • 女性職員本人がいない場での女性職員についての身体的表現が不愉快。
  • 飲み会で不妊治療について聞かれた。
  • お付き合いしている女性について職場や住んでいる地区を聞かれ、デートはしているのか、性交渉はいつしたのか等聞かれた。
  • 交友関係や恋人関係などに対してかなりしつこく細かく質問し、からかわれたり、言いふらされた。
  • 今付き合っている人とのプライベートでの内容をしつこく聞かれる。
  • LINEで、気軽にセクハラ発言をされた。
  • 勤務時間外にメールや電話で好きだといわれる。
  • いきなり抱きついてきた。
  • 忘年会等の席で足や体を触られた。
  • 飲み会の席で体を触られたり、キスを迫られた。
  • 羽交い絞めにするなど、過度なスキンシップ
  • 女性職員との飲み会を設定するよう強要される。
  • 必要以上に近づく、食事や飲みに誘う、性的関係を求める。
  • 忘年会の帰りにキスや性的関係を求められ、走って逃げた。
  • 個人ID(私)でアダルトサイトの閲覧,表示。
  • 女性更衣室への進入。
  • 執拗に個室の部屋をのぞきたがる。女性が一人しかいない場において、セクハラについてのミーティングを行ない、意見を求められた。
  • 男性の性器を出された。
  • 卓上カレンダーの女優さんの服に胸を書いて置いている。

これはアンケート結果ですが、ほぼすべてがセクハラ事案として取り扱われなかったものです。言うなれば、組織により揉み消されたセクハラ事案です。

また、アンケート方法の不備により、被害者側が発覚することにより自尊心を傷つけられることを恐れて報告していない潜在的なセクハラ事案や、そもそも被害者となっている可能性が高い職員を対象から外すような措置が取られていた可能性が高いため、調査結果が適正であるとは言えない状態ではあります。

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セクハラ事例①

飲み会中に女性職員を羽交い絞めにし、嫌がる女性職員に対して恥ずかしい姿勢になるプロレス技をかけたり、下着の一部が露出するような姿勢で押さえつけた。複数の男性職員がこれらの行為に関わっており、止めに入った職員は誰もいなかった。

 消防の飲み会では、つい最近までコンパニオンが派遣されていましたが、昨今では女性職員も増えてきたため、コンパニオンを呼ぶ機会が減ってきているようです。

 そして、女性職員をまるでコンパニオンかのように扱い、お酌をさせたりしています。

 そんななかで起きたセクハラ事案です。何が楽しくてこんな行為をしたのか理解も想像も出来ませんが、行為者も罪の意識が低く、事実の確認は容易だったようです。

 被害にあった女性職員は、飲み会そのものの場の雰囲気を壊すことを恐れ、その場では被害を訴えることは出来ずに、その後も飲み会に参加し続けました。

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セクハラ事例②

新人20代前半の女性職員に好意を持った40代既婚の男性職員が、女性職員から交際の意思が無いことを伝えられた後も執拗に交際を迫り、勤務時間外に2人で会いたいとSNSを使って執拗に迫った。勤務時間外での面会を断られた男性は勤務時間中に2人きりの時間を作るために、職務上の立場を利用し、不要な業務を依頼した後に女性職員の個室前や書庫などで待ち伏せをした。さらに迷惑だと伝えるも、虚偽の親睦会の情報を伝え、休日に出てきた女性職員と2人きりになるなどした。

 ただの恋愛であればいいんです。そもそも既婚男性であるし、何度も振られているにもかかわらず言い寄った。個人的に誘っても職場外で会うことが叶わなかったため、所属の親睦会を捏造し、職場外で2人で会うことに成功している。会った後も「遅れているのかも?」「集合場所が変更になったようっだから、自分の車で移動しよう」などと虚偽を重ね、2人の時間を作ろうとしたが、女性職員がその場から逃げたため、男性職員の願いはかなわず。

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事例②は揉み消された

 事例②は見事に揉み消されました。もちろん人事担当者により揉み消されました。

 人事担当者が最終的に整理した内容は「男女の個人的な交際が拗れたもので、セクハラではない。多くは男性経験の少ない女性職員の勘違いがエスカレートしたもので、セクハラ事案にはあたらない」というものです。

 当然、SNSでのやり取りも残っていたため、それらを人事担当者に提示し、女性職員側が負けるとは思っていませんでした。

 しかしながら、人事担当者の方が一枚上手でした。

 誘ったメールの内容も頻度も、ストーカー事案として立件されている程度の件数には遠く及ばないこと。職場内での待ち伏せについても、偶然の可能性を否定することが出来ず、業務上2人きりになることは止むを得ないと考える。虚偽の親睦会についても、連絡のミスや勘違いの可能性もあるため、確実に虚偽であった証拠が無い。
 なにより、女性側が積極的に拒否をした証拠が無いため、一時的に好意を抱いていた可能性も否定できない。

 もはやめちゃくちゃに見えますが、これが消防の出世欲の塊連中人事担当者のやり方です。

 組織にセクハラがあったとすれば、自分たちを評価してくれる幹部に傷がつきます。絶対に消防本部内にセクハラが存在してはいけない!ハラスメントゼロを目指します。

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セクハラ被害に遭ったら

基本的にはパワハラ被害と同じです。

とにかく協力者を見つけること。

親身になってくれる協力者ではありません。揉み消させないために尽力してくれる協力者です。

協力者を探すことは非常に困難ですが、それ抜きで揉み消し対策をするのは非常に困難です。

セクハラを超えて性的犯罪でもない限りなかなか難しいです。

消防という閉鎖的な組織からパワハラやセクハラを撲滅するために、必要な情報の提供をしていきたいと思っています。よろしくお願いします。