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【偏差値】消防士採用試験の偏差値ってどのくらい?【学力試験】

 筆者は、10年を超えるの消防士としてのキャリアがあり、その多く期間を人事等の業務を担当していました。元消防士を語る人は世の中に多数いますが、そのほぼ全ての人は、現場の消防士を数年で辞めた人たちです。私のように、人事などの消防の基幹事務を経験している元消防士は殆どいません。
 その点から、他の消防士採用試験突破方法を語る記事とは一線を画すと思っています。
 随時個別相談も受け付けていますので、良質な情報をキャッチし、消防士採用試験合格を目指してください。

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始めに

 消防士になりたいけれど、偏差値ってどのくらい必要なの?

 消防士採用試験合格の目安となる偏差値ってどのくらい?

「偏差値とは何か?」と突然質問をされて、質問相手が十分に理解できるくらい論理的に建設的に説明ができる人であれば、何の勉強もしなくても消防士の採用試験は合格することができるでしょう。
※偏差値についてだけ詳しくて、他の統計学とか数学的な知識が一切無い人は例外ですよ。

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偏差値とは 

偏差値:( 対象の得点 - 平均点 )÷ 標準偏差 × 10 + 50

 分かりましたか?

 はい、分からないですよね。

 この記事に辿り着くような人であれば、偏差値とは何か、標準偏差とは何かなんてことを理解している人はほぼゼロでしょう。

 大丈夫です。偏差値、標準偏差なんて知らなくても、余裕で消防の採用試験は突破できますから。

 

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消防本部ごとのレベル

 大学の偏差値を基準にしてしまうと、スポーツ推薦で私立の上位大学に入学している人のカウントに困るため、高校の偏差値を基準にして消防本部ごとのレベルを見てみましょう。

東京消防庁と人口80万人以上消防本部

大卒採用の偏差値(出身高校の偏差値)  偏差値40以上
                    最も多いのは偏差値52~53程度の高校出身者

高卒採用の偏差値(出身高校の偏差値)  偏差値38以上
                    最も多いのは偏差値55前後の高校出身者

人口80万人未満の消防本部

大卒採用の偏差値(出身高校の偏差値)  偏差値40以上
                    最も多いのは偏差値48~51程度の高校出身者

高卒採用の偏差値(出身高校の偏差値)  偏差値35以上
                    最も多いのは偏差値47の高校出身者

人口30万人未満の消防本部

毎年の採用人数がかなり少ないです。消防本部によっては、隔年かそれ以上の期間を開けての採用を実施しています。そのため、かなりばらつきがあります。

 採用人数1名に対して、出身高校偏差値70の人が2人受けてしまうと、偏差値70でも不合格となるって事象が起きたりします。あとはコネですね。

コネ採用

 どこの消防本部にも、コネは確実に存在しています。地元有識者の親族や親戚ってパターンとか、消防本部の幹部や某高圧的な隊長の親族なんかは優遇されてしまう場合が多いですね。いわゆる忖度ってやつです。

 コネ採用については、後日記事にまとめますが、採用のシステム上バレる可能性は低いです。
 というか、バレずにコネ採用が出来るシステムになっているんですよね。

 「これはコネ採用ではなく、正式な試験を突破しています。他の受験生との差別行為はしていません」ってことを胸を張って言える程度にはなっているんです。

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やっぱり偏差値って大事?→ノー です

 偏差値は大切か?という問いに対しての答えはノーです。

 まったく参考にならないってことは無いですが、90%以上関係無いです。

 特に、東京消防庁や大規模消防本部に関しては、偏差値関係ないです。100点を取る方法は1つしかありませんが、合格点を取る方法は無数にあり、準備次第で偏差値40程度でも余裕で合格することが出来るからです。

 詳しくは過去記事をご覧ください。

 馬鹿だろうと、勉強ができなかろうと、余裕で消防士採用試験には合格することができます。

 

 

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