【簡単なのに理解できない】消防士の女性割合が増えない根本的な理由【日勤救急隊?】

消防ニュース

先日こんな報道がありました。
まずはご覧ください。

一部抜粋
 豊橋市消防本部「日勤救急隊」発足式を開いた。育児休業明けや定年などで現場を離れた職員を再任用した。救急要請が集中しやすい昼間の救命率の向上とともに、女性活躍の場を広げることなども期待される。
 育休や定年退職などで一時職場を離れた職員ら7人で結成した。現場志向が強いが、家庭の事情などで勤務時間帯が日中に限られていた職員を生かすことにつなげたい考えだ。
 配属された女性隊員は、「女性の視点を生かして市民の安心を与えたい」、「家庭の母として多様な働き方ができる。隊員と母との役割を両立したい」と述べた。
 女性活躍の推進策で来年度も女性1人を再任用する予定だ。

引用元:東愛知新聞

どうでしょうか。何を感じましたか?

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女性消防士が増えない根本的原因

 少々禅問答のようになってしまいますが、女性消防士が増えない根本的原因は、女性消防士が増えない根本的原因を総務省消防庁で働く人々と全国の消防本部の人事部門の人々が理解していないからです。

 もっと言えば、関係者の誰も理解しようと思ってもいないということです。

 この状況であれば、女性消防士が増えないのは仕方がないですね。傍から見ると、本当は増やそうとしていないのでは?と思ってしまいますね。

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女性消防士を増やすことによるメリット

多様性の確保

 現在の消防は、総務省消防庁を始めとして、全国の消防本部が脳筋集団により構成されており、先に記載したとおり、女性消防士が増えない原因を探ろうとも理解しようともせずに、自己満足の自慰行為のような施策のために税金をドブに捨てているのが現状です。

 女性にも脳筋であるひとはいますが、男性とは違った脳筋であったり、そもそもの脳筋割合も低い印象です。女性消防士が増えることにより、上段のような現状が改善されるかもしれません。

 少なくとも、職員の多様化が進めば、自然と女性職員の割合は増えていく事でしょう。

 セクハラ、パワハラ、モラハラ至上主義の脳筋集団が組織の構成員である現在の消防組織では、男性に対しても多様化を認めることなく、消防長や幹部、人事部門の意向に沿わない人間がいれば、制裁人事や不適切な懲戒処分が連発されています。

 このような状況を打破することが出来るのは、半強制的な多様化となります。

優秀な人材の確保

 男性200人の中から100人採用するよりも、男女合わせて400人の中から100人採用した方が、それらの人の能力水準は向上することとなります。

 イメージできますか?

 より大きな母集団の方が、高い能力を持つ人材が所属している可能性が高く、多くの優秀な人材を確保することができます。男性だけを採用していた時代よりも遥かに職員の潜在能力は向上します。

 もちろん、性差による体力の違いはありますが、10年以上消防を経験した立場から言わせてもらえば、現場の消防士の運動能力の平均は決して高くありません。現役高校生の運動部の人のように動ける必要はなく、どんな女性であっても、数か月で平均まで到達することは容易なことです。
 メタボの治療を受ける消防士や、肥満による腰痛ひざ痛を慢性疾患としている消防士は少なくありません。社会の平均と同じくらい存在しています。また、喫煙率も非常に高く、持久力の無い消防職員も非常に多いです。
 笑い話のようですが、消防車のハンドルがおなかに引っかかって運転できないとか、防火服のサイズが無いとかいう人はたくさんいました。

単純な人員の確保

 依然として公務員の人気は高いものの、少子高齢化が進むこととにより、志願者の全体数は減少していくことは容易に想像できます。

 男性だけをターゲットにした、女性人気のない職場では、今後生き残っていく事は困難になっていくことでしょう。

 様々な女性にとっても魅力的な職場になることができれば、人員確保の苦労からはしばらくの間解放されることとなるでしょう。

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女性消防士が増えない根本的原因【本題】

理由1 執行部の能力が低いから

 先にも記載した通り、これが根本的原因であり、なおかつ最も解決困難な問題です。

 遥か昔にソクラテスが【無知の知】という言葉を残しました。自分が持っている知識に対して、未だ知らない無知の部分がどれだけ広大に広がっているのかを自覚できるひとは、それに気が付かない人よりも賢いという意味です。

 基本的に消防職員はこの概念を理解できません。自分自身の無知を理由に自らの考えを否定されることが、人確を否定された、人としての尊厳を傷つけられたとさえ感じることとなります。

 脳筋縦社会で自己肯定感の塊として生きてきた彼らにとって、社会に出て初めて頭を使って考えたことを否定されることは恐怖でしかないのです。そのような人が集まっていることを自覚する能力があれば、早急に改善することとなりますが、まず不可能でしょう。

 この問題が解決しない以上、以降の理由は無意味になってしまいますので、タイトルと少しの情報だけ紹介したいと思います。きっと脳筋消防集団が都合よく切り取り、

理由2 日勤救急隊が女性活躍に繋がると考えているから

 冒頭で紹介した報道によれば、”現場志向は強いが、家庭の事情などにより勤務時間が日中に限られている”という文言がある。
 非常に恣意的な結果になるような質問アンケートである。組織として都合のいいようにアピールするための記事なのであろう。

理由3 女子学生への認知度が低いことが原因であると考えているから

 動画を作ってみたり、チラシを作ってみたり、イベントを企画してみたり、インフルエンサー使ってみたり、今までいくらの税金が無駄に使われたのでしょうか。
 企画制作編集等を考えれば、動画1本100万円以上はかかるでしょう。チラシだってデザインから行えば、1枚5~15円程度はかかるでしょう。イベントとなれば主催で数百万円、公共施設の間借りであれば数万円からといった程度。インフルエンサー利用となれば、数十万円の予算が使われたことでしょう。
 そして、これらに関わっている職員の人件費が数千万円です。全国の消防本部で行われているとすれば、数億円の無駄な人件費がかけられたことになります。

 そんな無駄なことをしている暇があったら、救急車を動かしてほしいものですね。

理由4 活躍する女性消防士の姿の認知度が低いことが原因であると考えているから

 女性消防士のロールモデルが認知されていないという思いから、現役女性消防士に対するインタビュー記事の掲載などを行っています。各消防本部では、イベントでの座談会や、動画による周知なども行われています。

 理由3に記載したものと同じですが、非常に無駄ですね。全国で数十億円規模で無駄な税金が使われたことでしょう。

理由5 性犯罪者が多いから

 理由1~4までとは少々毛色を変えてみました。記載のとおりです。

理由6 働きにくい職場だから

 消防は女性にとっても働きやすい職場です!とアピールしていますが、アピールしているあなた方は、他の職場の働き方についてどのくらい知っているのですか?

 高校卒業直後から消防士として採用され、社会の何をしっているのですか?
 大学在学中に就活もせずに公務員試験を受け、阿呆みたいに救助訓練や救急業務をやってきたあなたに、他社との比較が出来るとでも思っているのですか?

 舐めないで欲しいですね。採用募集に関するものは、それを専門として生業としている人もいるくらい、専門性が高いものです。

 情報過多と言われるこの社会において、就活生たちの情報収集能力と情報を整理する能力を舐めない方がいいですね。

 理由1と重なりますが、脳筋で、消防組織にあぐらをかいた連中では、到達不可能な領域と言えるでしょう。

理由7 その他たくさん

 ネガティブな理由を列記しましたが、これがあれば女性に選ばれる職場になるのに!というキーポイントもたくさんあります。

 しかし、ここでは紹介しません。

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まとめ

 やはり組織は人です。

 どんな人が組織を構成しているかにより、組織としての色ができ、それが採用を始めとした外部活動に影響します。

 性犯罪者や薬物所持使用により逮捕される人が多いのは、そういった人たちが組織の根幹部分に巣食っているからです。

 それでは女性職員は増えませんね。バカにされたもんです。

 難しいことかとは思いますが、そういった人が一掃されるようなタイミングがいつか来ることを願っています。

 そうなれば、女性消防士も増えるし、消防からパワハラも無くなることでしょう。