【消防士採用試験】面接対策【時間をかけた対策は不要だが・・】

偏差値
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面接は夏ころが一度目のピーク

 消防士採用試験の面接は、採用試験のスケジュールの関係で、年に2~3回程度のピークがあります。

 そして、夏真っ盛りの頃に一度目のピークが訪れます。その影響もあって、面接に関する記事のアクセスが増えているようです。その影響もあってか、面接直前になって解答案の添削をして欲しいという相談のメールが届いたりしています。

 正直メールだけだと、その人の人となりも分からないし、期間が短すぎるため最低限の指導も出来ない場合もありますが、少しでも参考になればと思い対応しています。

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面接の過剰な対策は不要

 面接重視の試験であったとしても、その面接試験自体に点数の差がつかないのであれば実質重視しているとは言えないのが現状です。

 例えば、筆記と小論文の合計を100点満点に換算し、面接を200点満点として計算するようなシステムの試験であっても、筆記等の点数が最低点10点最高点90点であるのに対して、面接の点数が最低点140点最高点180点となれば面接試験の過剰な対策は不要と言えるでしょう。

 とはいっても、多少の対策は必要です。

 面接試験の解答案については、最低1回以上添削を受けることをオススメします。

 質問される可能性があるものを20個くらいピックアップして、それに対して解答案を作成し、専門家などに添削を受けてください。

 そのうえで、実際に口頭で発言した内容に違和感が無いか確認するために、1回以上模擬面接を実施してください。

 これ以上の対策は基本的に不要です。

 解答案の添削を1回、模擬面接を1回で十分です。

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受験生のレベル

 消防の試験を受ける人は、自己評価が異常に高いという傾向があります。

 自分の能力を正確に認識することができておらず、送られてきた面接の解答案も、自己中心的な内容が散見されます。消防本部に選んでもらえるための対策が必要となります。

 ここで重要なのが、消防本部の面接官のレベルも正確に把握することです。

 面接官のレベルに合わせて、この人たちが最も理解しやすい言葉で、理解しやすく共感しやすい内容を回答する必要があります。

 厳しいことを言いますが、自分の能力を認識するためにも、かならず面接の解答無いようについて添削を受けて、多数の手直しを受けてください。

 それでは、来年の春には消防士になれるように頑張ってください。