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消防職員と発達障害~②職員の特徴~

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発達障害の自覚

 多くの場合、発達障害は生きずらさや他者との違いを認識していくなかで「わたしは発達障害かもしれない」という自覚が芽生え、診断をとおして確定していくことになります。

 例えば、40人のクラスで35人以上は何の問題もなくできていることができないとか、平均点90点のテストで60点しか取れないといったことを繰り返し経験することにより気づきがあるわけです。

 では、消防組織ではどうでしょう。

 先の記事にも書いたとおり、消防組織にいる発達障害等の割合は30%を超えます。

 「40人のクラスで35人以上は何の問題もなくできる」というシーンが「40人のクラスで25人はできるが、15人は実施が困難である」となります。

 「全国平均90点のテストで、40人中15人程度は60点しか取れていないクラス」ともなります。

 つまり、消防組織にいる発達障害を抱える人は、他より劣っているということを認識することが困難になるのです。

 そもそも、この消防という社会においては平均点が70点とか60点に下がるということです。

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消防にいる発達障害の特徴的な行動

全国消防救助技術大会関係者

 これに参加している人は総じて発達障害ですね。

 税金を使って直接的には役に立たない訓練に時間を割いて人件費垂れ流し、消防本部内選考や地方予選から全国大会まで開催して、宿泊交通費旅費までつぎ込んでいく。

 これらに使われている予算と人的労力を他に回すことをすれば、消防車両や資機材の拡充や、普及啓発のためのイベントも多数行うことができるでしょう。

 実施そのものが論理的に破綻しているにもかかわらず、これらが無くなると困る人間が数多くいるのです。

 例えるならば、「ボクシングで世界チャンピオンになったときは周囲から称賛されもてはやされたが、致命的な怪我で現役を引退し民間企業に就職したときには、周囲からの称賛はおろか、年下からも敬意を払われなくなってしまった。」みたいな感じかな。
 この人は絶対にボクシング業界にいなければいけなかった。トレーナーだろうと、解説者だろうと、どんなかたちであれボクシング界隈にいさえすれば、かつての称賛のかけらは残り続けるのです。

 大会に出場する年齢ではなくなった年配者としても、この大会が残って入れさえすれば、後輩や新人にでかい顔できるってわけです。

 現役で参加している連中についても同じようなもんです。

 ひたすらに手順を覚えて手足を早く動かす競技です。ただそれだけです。競っているため、実際の災害現場では何の役にも立ちません。
 現場では使っていないような古い資機材・装備品の使用を義務付けられている競技も多数あります。

 発達障害等の人たちにとっては、これが非常に心地いいわけです。「決まった手順」「ただ繰り返して身体で覚えればいい」「あたまは一切使わなくていい」最高に居心地のいい環境です。

 さらに、これらで多少の成績を残したり、長い年月やるだけで、後輩に偉そうに威張ることができるわけです。

 今まで馬鹿にされてきた過去を見返すかのごとく、偉そうにすることができるわけです。

 全国消防救助技術大会関係者の大半は発達障害が占めているはずです。

 もちろん、環境的に診断を受けている人は多くないでしょうが。

外部の研修に積極的に参加している人(救急隊員に多い)

 大学病院等が実施している医療従事者向けに開催している研修会に積極的に参加している救急隊の人も発達障害等が多いイメージですね。

 研修会には、実技・座学・認定証を発行するものなど、様々な種類があります。もちろん、認定証に効力はなく、勝手に開催者等が発行しているだけの紙切れです。

 こういった研修会に参加している人の思考回路を想像してみましょう。

1 少しでもいい救急隊員になりたい

2 より高度な知識や技術を身につけたい

3 地域内の大規模病院で開催されている研修会に参加すれば、知識技術が手に入る

4 望んでいた知識・技術が身に付いた。もっと上を目指したい

5 さらに研修をうける・・・・・ これの繰り返し

 どこが異常か分かりますか?

 分からなければ、そのこと自体がその可能性があると考えて差し支えないでしょう。意図して少々難しい表現をしています。

 そもそも、救急隊に高度な知識や技術は求められていません。

 最低限の知識と技術で充分です。この最低限の知識と技術というもの自体が、一般社会的には高度であることに間違いありません。

 消防救急や医療関係者でなければ、脈をとったり呼吸を数えたり、直接圧迫も心臓マッサージも正確に行うことはできないでしょう。そもそもこれらが高度なことなのです。

 救急隊として現場で行える処置は法令で定められており、それらを逸脱した処置は違法行為となります。

 そして法令の範囲内で行える処置は消防学校や救命士養成所等で学習し訓練をしています。もちろん、その中で学習し訓練した内容の100%が身に付くわけではありませんので、修了時に20%であった理解度を100%に近づけていくための研さんは続けていく必要があります。

 では、今回例に挙げた「外部の研修に積極的に参加している人」の問題点はどこなのかについて話を戻します。

 役所役場に行って原付の税金を払おうとした際に、窓口対応がAさんのときとBさんのときで金額が変わることは許されません。あってはならないことです。

 同様に窓口に行き、住民票の写しを貰いに行った際に、Aさんの場合は10分、Bさんの場合は2日かかるなんてことも許されません。職員のレベルは最低限の基準を超えるようにするのが、公務員という組織の義務です。

 組織としてBさんに対して「10分以内に住民票の発行手続きを完了させる」ための指導や反復練習をさせることが正しい行動なのです。

 Aさんが「住民票の発行を1分以内に終わるように反復練習して、全国でもっともはやい発行を目指す!住民票が印刷される紙の成分について調査し、もっとも効率的な印刷機との相性を見つけ出します!」とか、言い出したら、異常だと思いませんか?

 そして救急業務に目を向けてみましょう。

 日常的に救急隊による誤搬送や走行中の交通事故が報道されているので、そのレベルの程度を推し量ることは簡単かと思いますが、救急隊員に求められている基準を大きく下回っている人がいるのは紛れもない事実です。

 先の例によれば、住民票の発行に2日かかる職員が紛れているってことです。

 確かに救急隊が行うことのできる処置の範囲は広くあるため、得意な処置、不得意な処置があるのも事実ですし、毎現場で使用する手技もあれば、数年に1度、もしくは生涯で1度きりしか使用しない手技もあります。こういったモノの水準を一定程度に保つ必要、いや義務があると言っても過言では無いと思います。

 救急車の運転技術についても同様です。

 どんな理由があったとしても、救急車は事故を起こしてはいけません。業務中に事故を起こさないという最低限の知識技術は維持しなければなりません。

 こんな状況なのにも関わらず、「俺だけが優れた救急隊でありたい」「俺は認められた(終了証をもらった)人間なのだから、高い知識と技術を身につけて組織に還元しなければならない」「そのためには、外部の研修に積極的に参加しなければならない」って勘違いしていらっしゃる。

 完全に発達障害等であることは理解いただけるでしょう。

若くして昇任試験を積極的に受ける

 これも単純ですね。

 こういう人は明らかに発達障害等の可能性が高いですね。

 公務員のような年功序列の組織ではないのであれば、若くして昇任試験を受ける連中は発達障害ではないのかも知れません。

 消防組織という年功序列95%の組織において、昇任試験を受けるような連中の特徴は以下のとおりです。

 「自分が業務上で認められないのは、階級や役職が足りていないからだ」と思っているのです。

 逆も同じです。「階級や役職が足りていない奴の意見は聞かない」ってのです。

 似たような発達障害等が集まった集団では確かにそういった事象が起こるのは仕方がないことかもしれません。しかしながら、足りないのは階級や役職ではありません。頭、能力、IQ、知能といった基本的な人間としての能力が足りていないのです。

 発達障害等が大半を占める組織であっても稀に異様な存在が発生することがあります。

 圧倒的な能力があれば、すべてを覆すこともあります。事実として、消防副士長・主事・30代前半であっても、消防長をはじめ議員、財政当局、助役、首長との折衝、提案のほぼ全てを請け負った人がいました。もちろん完全にやり遂げていました。
 本来であれば、管理職や監督職である50歳前後の消防職員がそういった場所に行き、提案・折衝を行うものですが、彼らには内容を理解することができなかったのです。理解できていないものに対して質問が来た際には当然答えることはできないので、若い消防副士長に頼るしかなかったのです。
 ちなみに、消防長も理解できなかったようです。

 つまり、若くして昇任試験を受けるような連中は、単純に能力がない。そして、平均的な発達障害程度の能力しか持ち合わせていないってことです。

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発達障害だらけの消防の未来

 はっきり言えば、向こう30年くらいの消防の未来は明るいでしょう。

 構成人員が発達障害だらけであるため、違法行為をしていても自覚がありませんし、それを是正させることのできる人材もいません。

 外部からの圧力でも働かなければ、彼らの違法行為が明るみに出ることはないでしょう。

 その外部からの圧力は向う30年くらいは無いと思います。

 人が死ぬとか、特定の誰かが多大な被害を被るとかいう事象が起きなければ、そもそも外部からの圧力はないでしょうし、1回2回いや、10回おこったところで何もかわらないと思います。

 そう考えると、30年は安泰(消防職員にとっては)だと思います。

 数字として明らかになることは絶対にありませんが、現在の消防職員の構成による被害は多くあります。人命に限らず、火災の被害拡大、傷病の程度拡大など、絶対に明らかになりません。
 こういったものが、いちにちも早く明らかになることを望んでいます。

 次の③では、発達障害等だらけの消防組織で行われている酷い消防業務の例を紹介していこうと考えています。

 

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